地鎮祭

地鎮祭とは

土地を清めて、”いい建物が無事に建つように”神様へお願い

地鎮祭は、各種の建物、橋梁、その他の構築物の土木建設工事に先立って、施主ならびに土木建設工事関係者が、その土木建設工事の着手から完成までの無事進捗を神仏に祈願する祭りであり、その土木建設工事の完成後に執行する竣工式と一対となる慶事である。したがって地鎮祭と竣工式は、多くの場合、施主ならびに土木建設工事関係者がその土地の神である産土神に祈願するため、地元の神社の神職を招いて執行する。

形 式

地鎮祭の形式は、神道の形式に従い神事として執行する例が多いが、施主がキリスト教を信仰している場合は所属する教会の牧師か司祭によるキリスト教の形式の地鎮式とすることもあり、同じ理由によって、緑故や壇家寺院の僧侶を招いて仏教の形式が取られる場合もある。しかし地鎮祭の執行次第は、キリスト教の形式による場合でも仏教を踏む場合でも、主流となっている神道の形式にならって行われている。

準 備

地鎮祭は施主ならびに土木建設工事関係者などの団扇の範囲で営むものであるので、執行の企画、準備、手配は比較的円滑に進めやすいが、神事による場合の神職、キリスト教による場合の牧師か司祭、仏教による場合の僧侶との事前打ち合わせが重要なポイントとなる。ここでは、最も事例の多い神道の形式による地鎮祭を中心にして、諸々のことがらを記述し、他教形式その他の地鎮祭に地位手は付随的に触れる。

1.執行日時の決定

1.執行日時の決定

まず地鎮祭の執行日時を決定します。日時は施主はじめ関係者の都合で予定します。慶事であるので、縁起を担いで暦の対案を選び、昼前に行うのが原則です。10時あるいは11時からが一般的で、やむを得ず午後に執行した場合でも、13時からというように、日の高い時間帯を決めます。また俗信では、神仏祈願に良い曜日としては月曜日、開店や開業に吉とされているのは木曜日、新築は土曜日が適していると言われています。


2.執行の場所の選定

2.執行の場所の選定

地鎮祭は開始する土木建設工事の敷地内で行うもので他の場所を選ぶことはできないが彩色設営の都合と参列者の足元の弁を勘案して、執行場所を選定し、およその地ならしをしておく。地鎮祭に引き続いて現地で直会を開催する場合は、それに必要な場所の確保も同様に済ましておかなければならない。


3.執行の形式の決定

3.執行の形式の決定

地鎮祭の執行を神道による形式とする場合は、地元の神社の神職に趣旨を詳しく述べて、祭司役を依頼する。キリスト教形式により営む場合は、所属の教会の牧師か司祭に同様に話し、依頼する。また仏教の形式による場合は緑故や檀家寺院の僧侶に同じように要請する。
いずれの形式による場合でも、神職、牧師、司祭、僧侶の日程的な調整の都合もあるので、執行の日時の決定は、この折衝後とするほうが賢明である。


4.参列者の範囲の決定

4.参列者の範囲の決定

地鎮祭は施主とその家族、土木建設関係では設計・施工監理業者の代表、土木施工業者の代表、建設施工業者の代表を参列の範囲として内輪の慶事として執行するのが普通である。施主側の事情によって参列者の範囲を多少広げ、例えば建設資金融資の金融機関の代表を招いたり、主要取引先を招待したりあるいは格別の緑故者を招く場合もあるが、原則的に参列者の範囲はなるべく内輪にとどめておく。


5.施主の代行

5.施主の代行

始めようとする土木建設工事が官公庁の発注による地鎮祭は、施工業者が主催者となり、施主としての官公庁の代表を催事の参列者に招く形を取るのが普通に行われている。これは宗教には不関与の態度を堅持しなければならない官公庁の立場を配慮しての結果である。


6.催事予算の決定

6.催事予算の決定

地鎮祭の規模により予算規模も変わるが、必要経費は、設営費用として祭壇の飾りつけ、酒、塩、海の幸、山の幸その他の添え物のほか、参列者用の天幕設置、神職らに送る謝礼、土木建設業者に対する祝儀料、内祝いとしての酒肴料が主となる。
しかし、催事の後に、神道の直会に相当する祝宴の規模や開催の仕方によって、予算は大きく変化する。
例えば、祭壇の飾りつけは神職側に委託するとして。その借料を含めて、神職に謝礼する「御神饌料」は、工事規模に応じて5万円を基準に考え、供え物は施設主側で用意するが最低でも3万円は見込む必要があり、土木建設業者に対する祝儀は、棟梁に2~3万円、鳶の頭1~2万円、作業員にはそれぞれ3~5,000円を「ご祝儀」として用意し、酒肴料は参列者各自に清酒の小瓶と折り詰め赤飯で1人当たり1,500円から2,000円、もし祝宴を別会場で開くとすれば、その会場費、祝宴代が余計にかかるし、内祝い記念品まで用意するとなれば、その費用も上乗せとなる。
なお、地鎮祭後の当日、近隣に対する挨拶回りにも、内祝いの品として折つめ赤飯弁当かミニ会席弁当、または菓子折り、手拭、タオル、石鹸を配る必要があるので、その費用も計上しておかなければならない。

レイアウト図

地鎮祭レイアウト図

実施例

2003年
  5月 6日 地鎮祭
2004年
  1月26日 舞石組地鎮祭
  3月22日 NTT一関テープカット
  6月10日 除幕式
  7月22日 浪岡テープカット
10月12日 橋梁締結式
2005年
  3月 16日 黒沢橋開通
2006年
  6月1日 岩大鐘除幕式
  10月3日 カナモト落成式
  10月28日 釜石港記念式典
  12月22日 クリスマスパーティー
  12月23日 クリスマスファッションショー
2007年
  7月19日 青森新幹線レール発進式
2011年
10月17日 矢幅駅前安全祈願祭

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